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阿保六知秀

阿保六知秀

〔人物〕昭和25年4月14日、青森県黒石市大字花巻に生まれる。 現在も同所で阿保こけしやを構え、息子の正文とともに、こけしや干支人形などを製作する。 昭和40年黒石市東英中学校3年の時に佐藤善二が指導するこけしクラブに入… 続きを読む

桜井昭二

〔人物〕 昭和2年1月1日、鳴子の木地業桜井万之丞、コウの長男に生まれる。桜井(佐藤)実は弟。戦前の学校時代、14、5歳よりこけしの描き方は母コウに習って行った。〈鴻〉によって昭二の存在は既に紹介されていた。昭和20年3… 続きを読む

阿部金蔵

〔人物〕 明治3年8月11日福島県土湯村字上ノ町16の旅籠阿部善治郎・カネの長男に生まれる。父善治郎は阿部傳兵衛の長男で弘化4年6月14日の生まれ、旅籠上の松屋を経営し、また木地も挽いていたという。松屋の祖は文禄年間越後… 続きを読む

陳野原和紀

〔人物〕 昭和4年3月11日、林業陳野原健蔵、フジヱの長男として土湯に生まれる。弟の陳野原幸紀は健蔵五男である。 昭和18年3月土湯尋常高等小学校卒業後は山仕事に従事、その後鶴見の工場に勤務。 昭和39年4月土湯に帰り、… 続きを読む

鈴木征一

〔人物〕   昭和19年11月17日、東京都品川区の会社員鈴木慶次郎の長男として生まれる。 当時父慶次郎は東京芝浦製作所勤務していたが、征一が5歳の時肘折へ帰郷した。慶次郎の父慶太は肘折の横山工場で材料関係の仕事をし、ま… 続きを読む

菅原修

菅原修

〔人物〕   昭和27年10月18日、農業・菅原新一郎の三男として生まれる。 昭和46年12月神奈川県鎌倉市の大石製作所で大石辰雄のもと木地修業を始め、その後秋田県本荘市(現・由利本荘市)に移転。昭和… 続きを読む

桜井昭寛

〔人物〕  昭和26年6月2日、桜井昭二の長男として鳴子町湯元に生まれる。祖父は桜井万之丞、祖母は桜井コウ。 昭和39年東京オリンピックの時、鳴子では鳴子中学校の生徒も協力して各国選手に贈る12,000本のこけ… 続きを読む

柴崎丑次郎

〔人物〕 明治21年12月13日、山形県北村山郡高橋(尾花沢の北東)に生まる。農業柴崎又蔵・つねの末子。松田初見は姉くのの息子で甥に当たり、幸八の弟子となった柴崎多人太は姉いしよの息子である。中鉢君雄は息子又吉の嫁さつき… 続きを読む

井川武松

〔人物〕 大正14年12月11日秋田県雄勝郡西馬音内の農業井川末松の四男に生まれる。昭和20年戦地より復員後、湯沢市下新地の木地師鈴木国蔵について木地を約5年間修業した。各種挽き物を習って作ったが、当時国蔵は視力が落ちて… 続きを読む

一部のこけしには、鬢の後方に赤線や墨でごく抽象的に耳状の飾りを描いたものや、墨で具象的・写実的に耳を描いたものがある。これらには、工人が意図的に耳として描いたものと、鬢の飾りのつもりで描いたものを、蒐集家が俗称「耳」と呼… 続きを読む