カテゴリー別アーカイブ: 一般項目

こけし作者・人名以外の一般項目です。

浅井小魚

秋田県鹿角郡大湯の俳匠で郷土史研究者。明治8年、大湯丁内瀬川家に生まれ、本名は末吉。長じて22歳のとき浅井家に養子となった。 幼児から学問を好み、青年となるに及んで、熱心なキリスト教信者となり、布教活動もした。 その後、… 続きを読む

秋田亮

こけし収集研究家。昭和元年12月5日、香川県丸亀市に生まれた。四ツ目饅頭で知られる老舗四ツ目屋の長男。同店は嘉永6年の創業、京極藩の御用をつとめた菓子商で、高松市に支店があった。亮は6歳で吾妻春繁について鳴滝流舞踊を習い… 続きを読む

笹川菊之助

福島県中ノ沢の木地師。中ノ沢の木地業においては重要な工人であったがこけしは作らず、こけし工人ではない。 〔人物〕 明治24年5月30日、笹川勘助、もとの長男として川俣で生まれた。笹川家の先祖は福島県東白川郡棚倉の出身で地… 続きを読む

磯谷茂

〔人物〕中ノ沢でこけしを製作した磯谷直行の姉婿。福島県耶麻郡中ノ沢温泉にて理髪業のかたわら、大正3年土産物の山市商店を開いた。木地工場を開設し、海谷七三郎を職人として招いて、義弟直行がその弟子となった。 理髪店 磯谷茂夫… 続きを読む

秋保村立職工学校

宮城県名取郡秋保村に明治43年から大正9年まで開校されていた村立の職工学校。指導職種は塗り以外は木地が中心であったため、俗に秋保村立木地学校とも言っていた。 役場の明治44年記事に設立事情に関する記述がある。 「一、職工… 続きを読む

弥治郎

こけし産地の地名。宮城県 白石市福岡八宮字弥治郎。東北本線白石、東北新幹線白石蔵王の北西、蔵王連峰不忘山麓にある村落。弥治郎系こけしの発祥地。弥治郎こけし村という施設があり、こけし製作の実演や、作品の展示、歴史資料などを… 続きを読む

岡島誠太郎

大正期から昭和初期(戦前)にかけて活躍した関西のこけし蒐集家。専門はエジプト史で奈良女子高等師範学校(現在の奈良女子大学)教授。 〔経歴〕  明治28年2月20日、大阪で貿易商を営んでいた岡島東助とその妻きくの長男として… 続きを読む

乙字模様

秋保の菅原庄七およびその系譜の工人がつくるこけしの頭頂に描かれる「乙」の字様の装飾。 この装飾の由来について橘文策は〈こけしの魅力〉に下記のように記述している。 「秋保こけしの頭の頂辺には、乙の字が緑鮮やかに描きこまれて… 続きを読む

南條徳右衛門

徳右衛門の名前が出たのは〈鴻・3〉および〈こけし手帖・33〉で、いずれも山形小林倉治が木地を習った作並の師匠としてである。但しこの時、姓は岩松で岩松徳右衛門となっていた。 高橋五郎の追求で「萬挽物扣帳」(岩松直助文書)が… 続きを読む

小林家記録書

山形の小林倉吉が明治41年正月より書き始めた家業の記録書。 小林孝太郎 机の上に置かれているのが小林倉吉執筆の記録書 〔内容概略〕 以下に記録書写本の写真をもとに内容を記す。 まず業祖としての惟喬親王を記述した「序」があ… 続きを読む