カテゴリー別アーカイブ: 鳴子系

小形通憲

〔人物〕昭和10年10月24日、宮城県白石市の農業小形通の長男に生まれた。昭和52年より七ヶ宿町の木地業小島長治郎に師事して木地の修業を行った。昭和55年に独立し、白石市北無双作でこけしの製作を始めた。 昭和62年5月7… 続きを読む

高瀬善治

〔人物〕明治33年6月13日、高瀬惣左衛門、ミエの四男として、青森県上北郡十和田村大字奥瀬字十和田一六(休屋)に生まれる。〈こけしガイド〉によれば大正5年(推定)17歳のとき、小林弥七より木地を修業、こけしも習ったという… 続きを読む

長谷川清一

〔人物〕 明治31年4月18日、秋田県鹿角郡十和田町城ノ下の大工職長谷川長蔵、みよの長男として生まれる。大正3年17歳の頃に日光から来た小林弥七について木地を習得した。6ヵ月の修業後独立し、大湯で開業した。昭和5年〈日本… 続きを読む

高瀬時男

〔人物〕昭和3年3月18日、青森県上北郡十和田町大字奥瀬字休屋の土産物店経営高瀬善治、スエの長男に生まれる。母スエの妹は本田功の母に当たる。父善治は土産物店経営の傍ら、こけしの製作を行なっていて、昭和31年には本田功が善… 続きを読む

高橋定助

〔人物〕明治6年11日26日、宮城県桃生郡野蒜村(松島の北)の土木監督局工夫 手代木新吉、いをの子に生まれた。いをは鳴子の木地師横谷善作の三女である。 3歳のとき伯父横谷善治(善作長男)の養子となったが、8、9歳のとき養… 続きを読む

伊藤昭徳

〔人物〕昭和17年3月19日、宮城県玉造郡鳴子町赤湯に生まれる。父は工夫であった伊藤文四郎、母はよし、文博は長兄に当たる。兄の文博は鳴子の大沼誓に弟子入りし、こけしを製作していたので、昭徳は中学を卒業すると昭和35年より… 続きを読む

大沼又五郎

〔人物〕文政7年6月13日、鳴子高野屋高野四郎作の長男に生まる。戸籍表記は亦五郎。父四郎作は旅館業で、家督は第一子である姉が相続、又五郎は弘化4年に源蔵湯隠居家督大沼三郎治(竹三郎)の長女ちやの入婿となり、弟幸作は分家し… 続きを読む

高橋万五郎

明治2年5月6日、鳴子高橋金太郎の長男に生まれた。父金太郎は高橋治右衛門の弟万作の次男で、大沼又五郎について木地を修業した。万五郎は父金太郎より木地を習得した。また大沼岩太郎の旧家は万五郎の家の向かいにあったので、岩太郎… 続きを読む

小林和正

〔人物〕 昭和32年6月22日に会社員、小林正三、アヤ子の長男として秋田県大湯に生まれる。十和田高校を卒業後の昭和51年、十和田湖畔休屋の高瀬時男の土産物屋で働き、同時に木地修業を行う。和正の母アヤ子は高瀬善治の娘であり… 続きを読む

伊藤文博

〔人物〕大正15年12月10日、宮城県玉造郡鳴子町赤湯の工夫伊藤文四郎・よしの長男に生まれる。昭和10年、妹のせつ子が生まれた(〈こけし辞典〉でせつ子を姉と記載しているが誤り)。昭和16年3月川渡村国民学校卒業。同年4月… 続きを読む