カテゴリー別アーカイブ: 蔵王高湯系

竹田齋夫

〔人物〕 昭和16年8月4日、山形県米沢市中央の竹田巳代吉、たつの七人兄弟の五男として生まれた。父の巳代吉は雪室に雪を保存する雪屋を営み、料亭や氷屋等に雪氷を卸していた。齋夫は、昭和33年米沢商業高校中退後に長兄俊雄が工… 続きを読む

石山陽子

〔人物]昭和12年11月25日、木地業石山三四郎、きくの二女として山形市山寺芦沢1810番地に生まれる。女性三人男性二人の五人兄弟の二番目である。和夫は叔父にあたる。四番目の弟健一も少量こけしを製作したことがあるが、令和… 続きを読む

志田八郎

〔人物〕昭和11年1月11日、山形県西村山郡西川町大井沢中村の志田菊麻呂、わかよの六男に生まれた。学校を卒業後、建築業の仕事に就いて、昭和30年5月12日佐藤やえのと結婚した。昭和50年より父の菊麻呂の勧めで足踏み轆轤に… 続きを読む

田中一也

山形の木地職人。生年月日等不明。田中信也は弟にあたる。吉田慶二の〈聞書き・木地屋の生活〉によれば、小林吉太郎の小橋町時代(明治43年から大正6年)に兄弟ともに職人だったという。 その後大井沢に椀類を挽きに行ったことがある… 続きを読む

佐藤源吉

山形県蔵王高湯(蔵王温泉)の岡崎長次郎の弟子。〈鴻〉によると昭和16年以前に転業しているが、生年月日出身地やその後の消息は不明である。こけしは雇われた職人と同様に長次郎描彩こけしの木地を挽いたものと思われる 。

鈴木竹志

山形県蔵王温泉の斎藤源吉の晩年の弟子。米沢市出身。新型こけしの木地を挽いていたが伝統こけしを製作するため、改めて昭和27年25歳ぐらいで源吉に弟子入りした。こけしの木地を挽き、若干描彩もしたというが作品は確認されていない… 続きを読む

深瀬国雄

山形県東村山郡双月村上山家(現山形市)出身。明治38年蔵王高湯の岡崎栄作の弟子となり、木地を習得した。弟の信好の妻の弟に当たる大宮安次郎を弟子にとり、大正7年ころ安次郎と共に及位の落合滝の木工所で職人をした。 ここで一緒… 続きを読む

石塚智

〔人物〕  昭和5年11月10日、山形県飽海郡松山町前割下新田(現在の松山町地見興屋)の農業石塚卯吉、きんよの長男に生まれた。兄弟は男三人、女一人の四人であった。かつては地見興屋と下新田に別れていて、石塚家は江… 続きを読む

西須政芳

〔人物〕明治40年、米沢市御守町の西須政太郎の長男として生まれた。本名政義、こけしに署名するときだけ政芳を用いた。大正9年県立米沢工業学校を卒業、春日町で石井木工所を経営していた石井酒(みき)に弟子入りした。石井酒は岐阜… 続きを読む