カテゴリー別アーカイブ: 蔵王高湯系

大宮安次郎

〔人物〕明治34年6月17日山形県山形市双月に生まれる。大正3年学校を卒業後、山形市上山家の深瀬国雄に師事して木地の技術を学んだ。深瀬国雄(国男、国夫ともいう)に師事したのは安次郎の姉の夫が国雄の兄深瀬信義(信好ともいう… 続きを読む

近藤政光

〔人物〕大正3年11月28日、山形市の会社員近藤政蔵の長男に生まれる。尋常高等小学校卒業後、山形市内の印刷屋に勤めた。昭和8年看護兵として入隊した。昭和11年除隊し、神奈川県鶴見市の東京芝浦製作所で働いたが、同所木型部に… 続きを読む

海谷好雄

〔人物〕昭和15年6月23日、山形県山寺に生まる。山寺中学校卒業後、昭和30年より山形市地蔵町の近藤政光につき木地挽を修業。同34年、年期が明け、以後小田原市綱一色の木工所で新型専門に作った。昭和41年帰郷し独立開業、そ… 続きを読む

大宮正貴

〔人物〕昭和14年6月21日、山形市双月のこけし工人大宮安次郎の三男に生まれる。長兄に安光、次兄に正安がいる。昭和27年に中学校を卒業後、兄の安光について木地の修業をした。その後おもに新型の木地を専門に挽いた。昭和43年… 続きを読む

斎藤源七

〔人物〕明治45年1月1日、山形県蔵王高湯の木地業斎藤源吉・しいの長男に生まれる。昭和元年堀田村第三尋常小学校卒業と共に父につき木地の修業を始めた。土産物店緑屋の経営も手伝っていたために多忙でなかなか木地挽きに専心できな… 続きを読む

田中敦夫

〔人物〕 昭和13年3月6日、米沢市宇綱木の農業田中定男の五男に生まれる。昭和29年3月中学校を卒業後、米沢の機業仲買店で働き、また武田信吉の下で5ヶ月ほど働いた。小野川の岡崎直志の工場でもしばらく働いたというが詳細は分… 続きを読む

大宮正安

〔人物〕 昭和11年12月12日、山形市双月の大宮安次郎二男に生まれる。昭和27年より父安次郎につき木地を修業したが、その年に安次郎は亡くなり、以後兄安光について技術習得した。昭和31年山形工業高等学校を卒業後… 続きを読む

秋山一雄

〔人物〕  昭和10 年9月9日、山形県鶴岡市大字太宝寺の秋山慶一郎、きんの四男に生まる。中学へ入学したころ(12歳ごろ)より父慶一郎について木地を習いはじめた。兄の清一もこのころ木地を挽きこけしを作っていた。… 続きを読む

秋山清一

〔人物〕 大正4年11月15日、山形県南村山郡堀田村大字高湯(現在の蔵王温泉)の木地業秋山慶一郎、ヱミの長男に生まれる。父慶一郎は秋山忠の弟で、宮城県涌谷の生まれ、鳴子で兄忠について木地を学んだ。大正4年には堀田高湯の能… 続きを読む

岡崎せつ子

〔人物〕昭和23年3月31日生まれ。山形県米沢市小野川温泉のこけし工人岡崎昭一の妻女。 昭和53年頃より、夫の昭一よりこけしの描彩を教わった。昭一木地に描彩を行って、せつ子名義のこけしを発表した。平成に入って昭一と離婚し… 続きを読む