岡崎幾雄

〔人物〕 昭和10年2月23日、蔵王高湯の能登屋岡崎嘉平治・まさの長男に生まれる。 祖父栄作は中風で倒れ、父嘉平治は戦地より病を得て帰国したまま昭和23年に没したので、祖父・父より木地の指導を受けることができず、父嘉平治… 続きを読む

岡崎栄作

〔人物〕 明治19年9月2日、蔵王高湯能登屋の岡崎久作・ひでの長男に生まれた。母ひでは上ノ山士族鈴木良邑の長女、栄作の弟には久太郎、久助、重雄、久一郎、菊雄、作太郎がいた。木地技術は尋常高等小学校卒業後、叔父栄治郎に学び… 続きを読む

岡崎栄治郎

〔人物〕 明治5年5月10日、山形県羽前国南村山郡高湯村30番地(現在の蔵王温泉)能登屋岡崎栄吉・可能(かの)の四男に生まる。家は代々嘉平治で、父栄吉も嘉平治を襲名、戸籍名は嘉平治であるという。父の嘉平治は蔵王を山越えし… 続きを読む

岡崎栄蔵

〔人物〕  明治37年、蔵王高湯の岡崎栄治郎二男に生まる。大正元年8歳の時に一家で山形市に転出、大正5年父栄治郎は招かれて単身で北海道に渡ったが、大正6年一家も栄治郎のいた北海道天塩町に渡り、大正13年には父栄治郎に従っ… 続きを読む

岡崎嘉平治

〔人物〕能登屋は蔵王高湯の旧家で、当主は代々嘉平治を名乗っていた。岡崎久作、栄治郎兄弟の父も幼名栄吉であったが、家督相続後戸籍を嘉平治に改名した。蔵王高湯の辻屋旅館・竜甘堂は嘉平治家の分家であるという。 こけし作者として… 続きを読む

岡崎久作

〔人物〕元治元年8月18日、羽前国南村山郡高湯村の岡崎嘉平治、可能(かの)の二男に生まれた。嘉平治と久作父子は、蔵王高湯の果実を持って蔵王山を越えて商い、帰りには魚等の海産物を仕入れて蔵王高湯で商っていた。その途上、久作… 続きを読む

岡崎久太郎

〔人物〕    明治21年8月20日、山形県羽前国南村山郡高湯村(現在の蔵王温泉)の能登屋岡崎久作、ひでの二男に生まれる。長兄は能登屋を継いだ岡崎栄作である。家業が木地屋で職人も多く、木地は特定の師匠… 続きを読む

岡崎斉吉

〔人物〕明治33年5月4日、宮城県玉造郡鳴子の木地業岡崎仁三郎・とき(登起)の次男に生まる。戸籍表記は斉吉、こけしには才吉と署名していた。木地は父仁三郎について習得、徴兵検査まではこけしも盛んに作ったという。 岡崎斉は長… 続きを読む

岡崎島

〔人物〕昭和7年2月15日、宮城県遠田郡小牛田町北浦の農業千葉悟、八重子の長女に生まれた。昭和26年古川女子高校卒業。昭和27年11月鳴子新屋敷の岡崎斉吉の長男仁治と結婚、昭和29年1月長男靖男が生まれた。昭和39年10… 続きを読む

岡崎昭一

〔人物〕 昭和16年7月16日、山形県米沢市小野川温泉のこけし工人岡崎直志、菊子(戸籍表記はきく)の長男に生まれる。母菊子はこけし工人岡崎久太郎の長女である。高校卒業後、昭和35年ころより父直志について木地の技術を学んだ… 続きを読む