毛利茂太郎

〔人物〕 明治23年4月10日、青森県南津軽郡山形村温湯鶴泉72の木地業毛利與七・かよの長男に生まれる。大正3年石名坂の渡辺兵吉四女すゑと結婚、テツ、専蔵、きさ、きぬ、きみ、正、みち、はちゑ、としゑ、とみえの十子をもうけ… 続きを読む

高橋金太郎

〔人物〕 天保14年8月2日鳴子の塗物師高橋万作(萬作)の次男に生まれる。父万作は高橋万右衛門の弟で、実家の下手に別家として独立していた。万右衛門の家を挟んで、その上手には大沼又五郎の家があった。金太郎は大沼又五郎につい… 続きを読む

加藤信一

〔人物〕大正9年7月22日、宮城県玉造郡鳴子町の加藤恒治の長男に生まれる。国鉄に入社し定年まで勤務した。定年退職後こけし製作を志して、昭和51年に鳴子の大沼純に師事した。昭和51年6月頃よりこけしを製作するようになった。… 続きを読む

佐藤勝洋

〔人物〕 昭和19年4月28日、遠刈田新地の木地業佐藤護・多美恵三男として遠刈田新地に生まれる。昭和35年3月遠刈田中学校卒業後、茨城県土浦で働いていたが、37年4月より白石市にある仙南交通(現宮城交通)の整備工場へ就職… 続きを読む

小野寺正徳

〔人物〕   昭和23年6月13日、秋田県川連町大館の小野寺徳一長男としてに生まれる。 父徳一は小野寺藤美の弟虎之助の長男、藤美(幼名梅太郎)の妻カネは木地山小椋久四郎の姉である。小野寺家は代々続いた… 続きを読む

松田弘次

〔人物〕昭和13年3月25日、岩手県盛岡市清水町の木地師松田精一、トキの次男に生まる。昭和32年3月岩手県立杜陵高校卒業、昭和28年4月中学校時代より父精一、安保一郎について木地を習得した。昭和35年7月より昭和36年7… 続きを読む

松田精一

〔人物〕 明治32年10月5日、岩手県南岩手郡東中野村穀町(現在、盛岡市清水町)木地挽き松田清次郎・トクの長男に生まる。 松田家は常陸屋と称する商家で初代仁兵衛(天保15年1月11日没。65歳)、二代和七(安政4年1月7… 続きを読む

国分惣作

明治14年10月21日、宮城県刈田郡福岡村字本154の国分寅吉、とめの長男として生まれた。明治22、3年頃、新山栄五郎が弥治郎で独立して初めて雇用した弟子の一人となった。こけしを製作したかどうかは不明であるが、惣作が弟子… 続きを読む

早坂彰康

〔人物〕昭和8年7月26日、宮城県加美郡東小野田町農業早坂善五郎・あきよの三男に生まる。新制中学卒業後、昭和27年9月より岡崎斉司の弟子となり、昭和33年まで修業、年期明け後も岡崎の職人として勤めた。〈こけしガイド〉で紹… 続きを読む

松田忠雄

〔人物〕  昭和31年5月2日、宮城県玉造郡鳴子町上鳴子のこけし工人松田三夫、淑子の長男に生まれる。中学校時代より木地挽きに親しんでいたが、昭和50年岩出山高等学校を卒業して、昭和52年より祖父松田初見、父松田… 続きを読む