片倉富夫

片倉富夫(かたくらとみお:1936~2019)

系統:鳴子系

師匠:大沼力

弟子:遠藤孝志

〔人物〕昭和11年8月31日、宮城県鳴子町の工業片倉利惣治の四男に生まれる。昭和27年4月17歳のとき鳴子の大沼力の弟子となり、木地を学んだ。こけしも作ったが、昭和35年に転業し、出稼ぎ労働者等をして働いた。昭和47年4月に鳴子町字 古戸前にてこけし製作を再開した。昭和54年に鬼首の遠藤孝志が弟子入りし、4年ほど修業した後独立した。
その後、高齢になるまで古戸前でこけしの製作を続けていたが、平成31年2月8日没した。行年 84歳。

〔作品〕大沼力の弟子となったが、その当時は力自身も鳴子共通型のこけしを作っていたので、片倉富夫もその型を継承した。
癖のない素直な作風であった。


〔30.3cm(平成10年)(高井佐寿)〕

〔伝統〕鳴子系共通型。大沼力の弟子であるが利右衛門系列の大沼誓の型というよりは戦後の鳴子の共通型を作った。

 

〔参考〕

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