山谷清

山谷清(やまやきよし:1925~1983)

系統:津軽系

師匠:山谷権三郎

弟子:

〔人物〕 大正14年5月13日、青森県温湯の木地業山谷権三郎、ハルの長男に生まれる。昭和13年高等小学校卒業後、父権三郎について木地を習得、その頃よりこけしも製作した。戦後は郵便局などに勤めたので、こけしはほとんど作らなかったが、昭和41年頃に少数製作したことがある。
昭和58年1月11日没、行年59歳。清の死後妻女レイが母の山谷きよについてこけし描彩を学び、山谷型のこけしを継承した。    

〔作品〕 ごく初期と思われる作品が深沢コレクションに2本ある。同年代の畑山正栄も同時期に製作していたのでしばしば混同される。鹿間時夫はこの作を「黒頭に大きな眉や目は稚拙素朴で童子風な情味掬すべきものがある〈こけし辞典〉」と評した。


〔 右より 12.3cm、8.8cm(昭和14年ころ)(日本こけし館)〕 深沢コレクション

郵便局勤務時代に、わずかに作ったものも残っているが、顔の表情はかなり甘くなっている。ただし形態や、胴模様は深沢コレクションの右側のものと基本的に同じであった。


〔15.6cm(昭和20年代)(高井佐寿)〕

昭和41年頃には、白銅に楓一葉のこけしを作った。
  

〔伝統〕 津軽系温湯系列

 

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