新山吉太郎

新山吉太郎(にいやまきちたろう:1934~2014)

系統:弥治郎系

師匠:新山福雄

弟子:新山吉紀

〔人物〕昭和9年9月30日、宮城県刈田郡福岡村八宮弥治郎の農業新山吉雄の長男に生まれる。父吉雄は新山久治郎の七男末子で、久治、福太郎、左内、定雄の弟にあたる。
吉太郎は家業の農業を行っていたが、昭和47年12月より従兄弟の新山福雄の指導を受けて木地を挽くようになり、昭和47年よりこけしの製作をはじめた。昭和50年に独立し、農業を営む傍らこけしの製作を行った。吉太郎の長男吉紀も昭和55年より、吉太郎について正式に木地の修業を始めた。
平成26年5月18日没、 行年81歳。

〔作品〕新山福雄からの伝承で新山系列の作風のこけしを作る。同じ新山系列でも久治兄弟で少しづつ違う特徴があり、例えば胴下半の裾模様は、福太郎は二つの裾線の上方に短い裾線二つ加える、左内は赤の裾線に緑のふち線を加える、定雄は直線的な二本線のみ、久治は三本線が原則であるが戦前作の一部には福太郎式の裾模様を描いたものもある。
吉太郎は福太郎、福雄からの継承で二つの裾線の上方に短い裾線二つ加える様式を守っている。


〔 30.0cm(昭和54年)(高井佐寿)〕


〔 12.5cm(平成5年頃)(山本陽子)〕

 

〔伝統〕弥治郎系新山系列 後継者には新山吉紀、新山真由美、新山匠太がいる。

 

〔参考〕

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