新山真由美

新山真由美(にいやままゆみ:1965~)

系統:弥治郎系

師匠:新山吉太郎/吉紀

弟子:

〔人物〕 昭和40年8月19日団体職員伊藤文雄の長女に生まれる。弥治郎のこけし工人新山吉紀と結婚した。昭和62年4月に長男匠太が誕生した。その頃からこけしの描彩を行うようになったが、さらに昭和63年6月より木地挽きを学び、自挽に木地のこけしを製作するようになった。

 

新山真由美 平成29年6月

 

〔作品〕端麗な筆さばきで、破綻のない作品を作る。感性の行き渡った女性らしい作風であるが、決して甘さに流れることはなく、完成度は高い。
 


〔右より 12.5cm(平成29年1月)、12.8cm(平成29年2月)(橋本正明)〕

夫の吉紀とともに新山さとや吉野勘三郎の様式を試みることもあり、飯坂の佐藤栄治風の面描を行うなど、こけし製作自体に意欲があるので、思いもよらない魅力的な作品が出現することがある。


〔 13.8cm(平成29年6月)(橋本正明)〕 飯坂風面描

〔伝統〕 弥治郎系新山系列

 

〔参考〕

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