松本鶴治

松本鶴治(まつもとつるじ:1922~)

系統:南部系

師匠:

弟子:

〔人物〕大正11年3月11日、舞鶴の松本宗治の次男として生まれた。日本画を伊藤清三郎より習い、戦後岩手県花巻に移住して、昭和26年より木地挽きを習得した。やがて盛岡の北本武のこけしの木地を挽くようになった。また北本武のこけしをを継承して松鶴型と称するこけしを作るようになった。他にきなきなも作り、昭和42年頃当時廃絶していた宮古の型を作ったことがあった。

〔作品〕下掲は本人型であるが、南部の伝統性は希薄である。


〔 17.1cm(昭和35年頃)(高井佐寿)〕

下掲は北本武の型を継承した所謂松鶴型。


〔29.4cm(昭和50年頃)〕松鶴型

下掲のように純然たる南部系のキナキナも製作した。


〔21.5cm(平成9年8月)(中根巌)〕槐材

〔伝統〕南部系 キナキナ以外は一般型

〔参考〕

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