緑川正人

緑川正人(みどりかわまさんど:1926~)

系統:遠刈田系

師匠:大宮正男/佐藤哲郎

弟子:

〔人物〕大正15年3月4日、宮城県伊具郡郷倉の商業緑川茂夫の長男に生まる。尋常高等小学校卒業後、予科練に入り、終戦。昭和27年ころから遠刈田の大宮正男の工場で新型の下請けをしていた。木地挽きはここで習得したが、昭和40年より遠刈田の佐藤哲郎につき伝続こけしの描彩を始めた。
 

緑川正人

〔作品〕昭和40年の初作以後作風種々変化していた。情味の点では初期の作は一定の水準に達していた。その後遠刈田の一般型に近い特徴の乏しいこけしを作っていたが、むしろ平成に入って表情に張りのある吉郎平系列らしいこけしを多く作った。


〔 24.0cm(平成4年)(高井佐寿)〕

〔伝統〕遠刈田系吉郎平系列

 

〔参考〕

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