タグ別アーカイブ: 丹野辰彦

小林倉吉

〔人物〕明治4年4月1日、木地業小林倉治、しゅんの長男として山形市旅籠町に生まれる。母のしゅんは旧姓森谷で北村山郡沼沢村の出身。倉吉は南山学校で学んだ後、明治15年から二年間米沢の酒屋で丁稚奉公をした。明治17年に米沢か… 続きを読む

丹野辰彦

明治37年1月2日、軍人丹野辰治の長男として山形市香澄町に生まれた。大正5年小学校を卒業し、山形の小林倉治方に入門、倉治は大正に入って殆どロクロに向かわず、大正7年に没しているので、実際には長男倉吉の指導を受けた。小林栄… 続きを読む

小林藤吉

生年月日、出身地など不明。小林倉吉の最後の弟子で年季明けの後、昭和2、3年頃から山形市薬師町で丹野辰彦等とともに木地業に従事したが、昭和16年頃死亡した。また弟の太郎も兄とともに働いていたが前後して没した。こけしを作った… 続きを読む

日下源三郎

〔人物〕 明治38年7月8日宮城県七ヶ宿町滑津に生まれた。日下家はもともと山形の出であると言うが父の代に滑津に移り、同地で製材業を営んでいた。〈こけし辞典〉の日下源三郎の項目には、源三郎は「明治16年ころ宮城県刈田郡七ヶ… 続きを読む

会田栄治

〔人物〕 昭和4年10月9日、表具師会田清左ヱ門長男として山形県天童市久野本に生まる〈こけし辞典〉。 隣は平塚安兵衛・斜め前は神尾長八の木地工場があった。 祖父会田清五郎は日本画家で田野耕源清信と号した〈山形のこけし〉。… 続きを読む