タグ別アーカイブ: 佐藤護

村上玉次郎

〔人物〕大正15年11月21日、岩手県気仙郡盛町の木地業村上蔵吉、とも江の次男に生まれる。母とも江は遠刈田の佐藤寅治の娘で、佐藤護の姉にあたる。父蔵吉は遠刈田の佐藤善八について木地を学んだ人、及位や肘折でも木地を挽いた。… 続きを読む

佐藤寛次

〔人物〕昭和11年7月25日、宮城県刈田郡遠刈田新地のこけし工人佐藤護の次男に生まれた。昭和26年、遠刈田中学校を卒業してから、父護のもとで木地の技術を習得した。 こけしは昭和30年頃より作っており、昭和35年ころには仙… 続きを読む

佐藤寅治

〔人物〕 慶応2年11月18日、宮城県刈田郡宮村161(遠刈田新地)の佐藤周右衛門、志の二男に生まれた。母志のは刈田郡曲竹の松嵜長兵エの長女。寅治は明治10年12歳より父周右衛門につき二人挽きロクロを修業した。明治17年… 続きを読む

村上蔵吉

明治28年、宮城県刈田郡円田村平沢の村上庄五郎次男に生まれた。明治40年13歳の時、遠刈田の佐藤善八に弟子入りし、5年間木地を習った。師の善八は父庄五郎の義兄にあたる。その後及位の佐藤文六の工場、肘折の最上木工所、湯田の… 続きを読む

北岡木工所

宮城県遠刈田温泉の木地商北岡仙吉が開設した木地工場。 北岡仙吉 橘文策撮影 北岡仙吉は明治16年5月17日の生まれで、父は北岡仙太郎(明治35年没、享年49歳)。 明治38年は凶作で、湯治客も減少し、遠刈田地方は疲弊した… 続きを読む

小原直治

〔人物〕  明治2年10月17日、遠刈田新地の佐藤周右衛門三男に生まる。明治14年より父周右衛門につき二人挽きロクロを修業、同18年兄寅治が田代寅之助の弟子となって一人挽きロクロを学んだ後は、寅治より一人挽きを習得した。… 続きを読む

佐藤里見

〔人物〕 昭和3年8月11日、木地師佐藤豊治六男として宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉に生まれた。佐藤照雄、佐藤三蔵は兄にあたる。生家は遠刈田新地に向かう橋の手前左側の寿町で、通称六軒長屋とよばれ、隣家には小笠原義雄の一家が… 続きを読む

佐藤早苗

〔人物〕 昭和42年3月31日東京都小金井市の会社員鈴木博の長女に生まれる。旧姓達曽部。 平成21年6月、宮城県蔵王町の「伝統こけし工人後継者育成事業」に応募し、これに採用されて伝統こけしの製作を学んだ。この時採用された… 続きを読む

大原正吉

〔人物〕 明治43年2月25日宮城県刈田郡遠刈田新地佐藤寅治・もとの七男に生まれる。周治郎は伯父、直治、直助は叔父、佐藤護は兄にあたる。尋常小学校卒業後、大正12年13歳の頃より父寅治について木地を学んだ。当時、父寅治や… 続きを読む

佐藤勝洋

〔人物〕 昭和19年4月28日、遠刈田新地の木地業佐藤護・多美恵三男として遠刈田新地に生まれる。昭和35年3月遠刈田中学校卒業後、茨城県土浦で働いていたが、37年4月より白石市にある仙南交通(現宮城交通)の整備工場へ就職… 続きを読む