タグ別アーカイブ: 新山久治郎

新山吉雄

明治38年6月6日、宮城県弥治郎の新山久治郎、さとの六男に生まれた。福岡村の小学校を卒業後、兄久治について木地を習ったが、間もなく転業した。昭和18年頃、こけし収集家に依頼を受け少数こけしを作ったが、これらは兄福太郎の代… 続きを読む

佐藤栄治(弥治郎)

〔人物〕文久2年ころ弥治郎に生まる。父は横川木地師小椋栄三郎の弟で弥治郎に婿にきた佐藤熊治、母は佐藤東吉の姉なみで熊治の代に別家して独立した。幼名を熊太郎という。明治2年の凶作で熊治、なみは生活に困り子供を残して北海道へ… 続きを読む

新山久治郎

文久2年3月23日、刈田郡八宮村弥治郎の新山久蔵、志うの長男に生まれた。母志うは蔵本の小室巳之助二女。新山家は代々木地師で、新山家に残されていた享保16年(1731)の山之合判に記載されている休右衛門、あるいは久右衛門を… 続きを読む

弥治郎

こけし産地の地名。宮城県 白石市福岡八宮字弥治郎。東北本線白石、東北新幹線白石蔵王の北西、蔵王連峰不忘山麓にある村落。弥治郎系こけしの発祥地。弥治郎こけし村という施設があり、こけし製作の実演や、作品の展示、歴史資料などを… 続きを読む

本田鶴松

〔人物〕 明治18年7月8日、福島県伊達郡板橋の荒物商本田芳蔵・エキの長男に生まれる。〈山村に生きる人々〉には父長吉とあるが、戸籍記載上の父は芳蔵である。父の故郷は福島県田村郡高野村人宇土棚字石田、鎌先の一条旅館の番頭を… 続きを読む

新山さと

〔人物〕 明治3年6月11日、宮城県柴田郡大谷村菅野万三郎三女に生まる。明治20年弥治郎新山久治郎の後妻となる。久治、久之助、勇、福太郎、左内、定雄、吉雄の母。久治郎の木地に盛んにこけしの描彩をしたが、大正末期に中止した… 続きを読む

新山左内

〔人物〕 明治35年6月25日、新山久治郎・さとの五男として弥治郎に生まれた。兄に久治、久之助、勇、福太郎がいたが。久之助、勇は夭折した。また弟には定雄、吉雄がいる。大正3年尋常小学校卒業し、13歳から父久治郎や兄久治に… 続きを読む

新山久治

〔人物〕  明治21年8月19日、宮城県刈田郡八宮村(現在白石市弥治郎)新山久治郎・さとの長男に生まれる。弟に久之助、勇、福太郎、左内がいたが、久之助、勇は夭折した。 久治の家は祖父久蔵が、文久元年に新山友蔵家… 続きを読む