タグ別アーカイブ: 高橋直蔵

高橋弥太郎

鳴子の人。明治初年、鳴子高橋直蔵の弟子となり木地を修業した。後に秋田県本荘に移り独立開業した。本荘時代の弟子では国松美登里が知られている。弥太郎は後年北海道へ渡ったというが経歴の詳細は不明である。やがて国松美登里の弟子河… 続きを読む

高橋直蔵

天保4年5月23日、宮城県玉造郡鳴子の高橋直四郎、久の長男に生まれる。高橋家は初代佐左衛門、二代佑左衛門、佑左衛門の一人娘久に入り婿となった三代直四郎と続いた漆器商であった。父直四郎は若くして没したため、久に高橋万右衛門… 続きを読む

遊佐雄四郎

〔人物〕  明治10年7月5日、宮城県玉造郡鳴子木地業遊佐佐吉(幼名 万左衛門)・とよの二男に生まれる。祖父万四郎は高橋直四郎が亡くなった後、妻久の後夫となり佐吉が生まれた。したがって佐吉は直四郎長男直蔵の義弟に当たる。… 続きを読む

高橋亀三郎

〔人物〕 安政6年8月16日、鳴子湯元の木地業高橋直蔵、ときの長男に生まれる。祖父の直四郎の代は漆器商だったといわれるが、直四郎は若くして亡くなり万四郎が継父に入った。直蔵は、万四郎あるいは大沼又五郎について木地を学んだ… 続きを読む

國松美登里

明治3年5月9日秋田県由利郡本庄町中横丁士族國松勘助・ミツノの二男として生まれる。鳴子出身の木地師高橋弥太郎(高橋直蔵の弟子)について木地を学び、こけしも作った。 美登里の妻女は当町裏尾崎町の士族佐藤與吉長女キクで、その… 続きを読む

河村辰治

〔人物〕明治13年9月1日、秋田県由利郡本荘の佐藤與吉・タケの四男に生まる。8歳年長の姉キクの夫である國松美登里より木地を習得した。佐藤家も國松家も本荘二万五千石に仕える士分の家であったが、維新後の失業時代であったため手… 続きを読む