タグ別アーカイブ: 佐藤文吉

佐藤甚吉

〔人物〕 明治34年3月24日、山形県最上郡戸沢村字金打坊の農業佐藤甚蔵の家に生まれる。父甚蔵の姉サクは最上郡及位の木地業佐藤文六の後妻となっていたので、甚吉はその縁から大正2年13歳より佐藤文六について木地の修業をした… 続きを読む

及位ロクロ木工組合工場

昭和9年、山形県最上郡真室川町及位の落合滝に、農林省農村振興助成金1,600円をもとにして設立された工場。 佐藤文六が中心になって働いたが、職人として佐藤甚吉、舟生門蔵、菅原富蔵がいたが、ほかに佐藤誠治、武田弘、今野高蔵… 続きを読む

佐藤文吉

〔人物〕 大正11年8月14日、山形県最上郡及位(のぞき)の佐藤甚吉・としをの長男に生まれる。母としをは遠刈田の佐藤茂吉の五女であり、3歳の頃佐藤文六の養女となった。また甚吉の叔母サクは佐藤文六の後妻に入っていたので、そ… 続きを読む

大宮正男

〔人物〕 大正12年1月2日北海道旭川市の木材運搬業、大宮右膳長男として生まれる。昭和3年5歳の時、父の出身地である宮城県刈田郡遠刈田へ引っ越した。遠刈田尋常小学校卒業後は一年程度農業に従事、昭和13年に佐藤好秋の弟子と… 続きを読む

佐藤一夫(遠刈田)

〔人物〕 昭和11年1月1日佐藤米蔵の長男として神奈川県鶴見に生まれる。この時、父の米蔵は旭硝子に勤めて鶴見にいた。昭和20年一家は遠刈田へ戻った。一夫は学校を終えて昭和26年15歳の時、遠刈田の北岡木工所に入って木地挽… 続きを読む

佐藤英裕

〔人物〕 昭和26年2月16日、遠刈田新地の木地業佐藤文男、よしの長男として遠刈田新地に生まれる。昭和41年遠刈田中学校卒業後、祖父丑蔵、父文男につき木地修業。以後通信教育を受けながら自身のこけしや丑蔵の木地下を挽いた。… 続きを読む

地蔵型

土湯系の太子型と同じように、胴上部が膨らんで裾がくびれた作り付け小寸のものを地蔵型という。主な作者は佐藤文六、佐藤文吉、佐藤丑蔵であるが、遠刈田本来の型ではなく、遠刈田の大部分の作者が作る作り付け小寸は、肩のこけたこげす… 続きを読む

佐藤久吉

〔人物〕安政5年10月11日、宮城県刈田郡遠刈田新地の木地業佐藤久蔵の長男に生まれる。父久蔵の妹トヨは弥治郎佐藤東吉へ嫁し、その下のトラは新地の佐藤文吉に嫁していた。 久吉は、明治6年16歳で義理の叔父佐藤文吉について二… 続きを読む