タグ別アーカイブ: 斎藤藤右衛門

斎藤藤右衛門

蔵王高湯の萬屋の当主。萬屋は元来豆腐屋であったが、その当主であった藤右衛門は蔵王の酒を、山を越えて仙台地方に売りに行っていた。その帰りに遠刈田、青根の木地製品を仕入れて、蔵王高湯の湯治客の土産物として売っていた。ところが… 続きを読む

鈴木三吉

安政2年ころ宮城県栗原郡築館町玉沢に生まれた。34歳(明治21年)ころ、中年になってから青根の丹野の工場にいた佐藤茂吉の弟子になった。茂吉のもとで1年たらず修業したが蔵王高湯の斎藤藤右衛門の要請で半途職人のまま、阿部常松… 続きを読む

我妻勝之助

〔人物〕明治8年(推定)、宮城県刈田郡宮村遠刈田小妻坂に生まる。明治24年17歳のとき、遠刈田新地の佐藤周治郎について木地を習得。周治郎とともに大宮源ハエ揚の職人として働いた。 明治27年20歳のとき木材の重量を測るため… 続きを読む

佐藤文平

明治8年10月20日、宮城県刈田郡宮村遠刈田新地の佐藤文吉二男に生まれた。明治19年より兄文治につき木地を修業した。明治24年に佐藤重松と共に蔵王高湯の斎藤藤右衛門の工房で職人として働いた〈蔵王東の木地業とこけし〉。以後… 続きを読む