タグ別アーカイブ: 木村吉太郎

木村吉太郎

〔人物〕明治29年10月7日、茅葺職人木村春吉、さつの三男として、山形県南村山郡上ノ山町御井戸町に生まれた。たまたま荒井金七の家が春吉の家の前にあった縁で、明治45年3月、17歳のときに荒井金七に弟子入りし、大正6年、2… 続きを読む

荒井金七

〔人物〕 明治17年7月6日、山形県上ノ山町城北町の車夫荒井鯛蔵、りゑの二男に生まれる。明治28年上ノ山尋常高等小学校を卒業した。当時上ノ山で湯宿をやっていた岡崎小兵衛が蔵王高湯出身で、能登屋の岡崎久作と旧知の間柄であっ… 続きを読む

千田美千雄

〔人物〕明治40年5月28日、千田酉蔵(明治7年2月2日生・昭和36年9月25日90歳没)、サヱ(明治18年6月18日生・昭和41年3月20日85歳没)の7人兄弟(男6人、女1人)の三男として山形県上山市鶴脛410(現在… 続きを読む

木村祐助

〔人物]大正13年2月26日、木村吉太郎、むらえの長男として山形県南村山郡上ノ山町十日町940番地に生まる。こけしに署名するときは「祐助」を用いるが、戸籍上は「勇助」である。 高等小学校卒業後、昭和16年に徴用され横須賀… 続きを読む

阿部好

〔人物〕昭和9年2月20日、山形県上ノ山に生まれる。木地の修業を志して、遠刈田の佐藤哲郎に師事した。技術習得後、上ノ山に戻った。こけし製作を始めるにあたって、実家が荒井金七の家に近かったので金七の遺族と話をして、昭和53… 続きを読む

上ノ山

上山市は山形県南東部にある人口約3万3千人の市。羽州街道の宿場町として栄え、現在は温泉で知られる。城下町・宿場町・温泉街の3つを兼ね備えた都市は、全国的にも珍しいとされる。街道沿いの下町に、湯町、新湯、下湯、河崎、高松、… 続きを読む

木村吉一

〔人物〕昭和26年7月12日山形県上山市のこけし工人木村祐助の長男に生まれた。木村吉太郎は祖父にあたる。昭和42年高等学校 在学中より、父祐助のロクロに上がって木地挽きの練習をした。 卒業後は牛乳販売店の経営の… 続きを読む