タグ別アーカイブ: 深瀬国雄

武田弘

山形市鈴川村印役の出身。小林倉吉の弟子だが、こけしは挽かない。大正8年頃に及位の落合滝の木工所で伊藤泰輔、神尾長八、柏倉勝郎、深瀬国雄、大宮安次郎、渡辺幸九郎などと一緒に働いたことがある。生没年その他詳細不明。なお兄の武… 続きを読む

深瀬国雄

山形県東村山郡双月村上山家(現山形市)出身。明治38年蔵王高湯の岡崎栄作の弟子となり、木地を習得した。弟の信好の妻の弟に当たる大宮安次郎を弟子にとり、大正7年ころ安次郎と共に及位の落合滝の木工所で職人をした。 ここで一緒… 続きを読む

伊藤泰輔

岡崎栄治郎が山形市七日町柳町で木地業を営んでいたときの弟子。山形専売局に勁めていたが、怪我をして巡視となり、巡視の仕事が一昼夜交代のため、隔日に栄治郎の店へ来て木地を習った。栄治郎とは縁故があったらしい。村上周蔵は兄弟弟… 続きを読む

岡崎栄作

〔人物〕 明治19年9月2日、蔵王高湯能登屋の岡崎久作・ひでの長男に生まれた。母ひでは上ノ山士族鈴木良邑の長女、栄作の弟には久太郎、久助、重雄、久一郎、菊雄、作太郎がいた。木地技術は尋常高等小学校卒業後、叔父栄治郎に学び… 続きを読む

大宮安次郎

〔人物〕明治34年6月17日山形県山形市双月に生まれる。大正3年学校を卒業後、山形市上山家の深瀬国雄に師事して木地の技術を学んだ。深瀬国雄(国男、国夫ともいう)に師事したのは安次郎の姉の夫が国雄の兄深瀬信義(信好ともいう… 続きを読む

柏倉勝郎

〔人物〕 明治28年2月12日、柏倉慶重の長男として山形県南村山郡本沢村長谷堂(現山形市)に生まる。生後事情あって実母と生別、長谷堂で里子に出され、3歳のとき山形市七日町の祖父柏倉政明に引きとられて、明治30年5月23日… 続きを読む