タグ別アーカイブ: 菅野新一

佐藤周治郎

〔人物〕  こけしの作者佐藤豊治、その兄周吾の父、静助の祖父。 安政4年8月27日、佐藤周右衛門長男として遠刈田新地に生まる。明治元年より、父周右衛門につき二人挽きロクロを修業した〈蔵王東麓の木地業とこけし〉。明治20年… 続きを読む

秋田亮

こけし収集研究家。昭和元年12月5日、香川県丸亀市に生まれた。四ツ目饅頭で知られる老舗四ツ目屋の長男。同店は嘉永6年の創業、京極藩の御用をつとめた菓子商で、高松市に支店があった。亮は6歳で吾妻春繁について鳴滝流舞踊を習い… 続きを読む

鎌先商い

弥治郎の木地屋の女房は製品を風呂敷に入れて背負い、鎌先の旅館で部屋を廻って湯治客に直接売っていた。これを鎌先商いという。 菅野新一は、鎌先商いの様子を次のように記述している。 「弥治郎の女房の仕事というと、なんといっても… 続きを読む

新山栄助

〔人物〕明治7年8月9日、宮城県刈田郡福岡村八宮(弥治郎)の農業木地業新山栄七・みわの次男に生まれた。新山栄五郎は長兄にあたる。母みわは同村八巻左蔵の三女。 栄助は明治23年17歳のとき兄栄五郎について木地の修業を始めた… 続きを読む

蔵王東麓の木地玩具と小道具

蔵王東麓の木地玩具と小道具・表紙

本の概要 「蔵王東麓の木地玩具と小道具」は、白石の郷土玩具・民俗研究家、菅野新一が著した小冊子である。 昭和40年12月に初版が発行され、後に復刻版が発行された。復刻版は昭和43年9月22日第一刷(限定350部)、昭和4… 続きを読む

佐藤友晴

〔人物〕 大正5年3月15日、遠刈田新地の木地業・製炭業 佐藤松之進、あきの末子五男に生まれた。母のあきは伊具郡西根村の日下富治の三女。長兄松太郎、好秋が次兄、好秋との間に進、正人の二人の兄があり、少年のころより兄たちと… 続きを読む