タグ別アーカイブ: 鎌田孝志

こけしのアルケオロジー

「アルケオロジー(archéologie)」とは本来「考古学」を意味するフランス語。ただフランスの哲学者ミシェル・フーコーが「知の考古学」などで「アルケオロジー」という言葉を使いだしてから、すこし特別の使われ方をするよう… 続きを読む

鎌田孝志

〔人物〕 昭和28年9月6日、宮城県白石市のこけし工人鎌田孝市、うめ子の長男に生まれる。鎌田悦子は姉にあたる。昭和49年暮より祖父の鎌田文市、父の孝市について木地の修業を始めた。描彩については母うめ子の指導も受けた。昭和… 続きを読む

鎌田美奈枝

〔人物〕 昭和30年10月15日、増子十一の三女として生まれる。白石の鎌田孝志と結婚、平成3年5月より夫孝志の指導によりこけしの描彩を始めた。昼間は仕事に出ているので多くは作れないが、夫孝志とともに鎌田文市の作風の継承に… 続きを読む

渡辺幸治郎

〔人物〕明治22年10月23日弥治郎の渡辺幸六・みんの長男に生まる。父幸六は馬方や百姓をしていたが、祖父卯吉は二人挽きの木地師であった。父幸六が病気をして、佐藤東吉に借金をし、金を返すことができなかったので明治35年生家… 続きを読む

鎌田うめ子

〔人物〕 昭和3年1月15日、白石市小下倉の農業大庭太平の長女に生まれた。戸籍名はうめ。白石のこけし工人鎌田孝市と結婚した。昭和25年に長女悦子、昭和28年に長男孝志が生まれた。結婚してから時間があるとロクロにあがって新… 続きを読む

鎌田孝市

〔人物〕  大正14年2月10日、鎌田文市・さくよの長男として、宮城県白石市新町に生まれた。この年、一家は新町より白石市長町に転居した。孝市は昭和14年4月ころより、父文市について木地挽きの修業を始め、こけしもこの頃より… 続きを読む

佐藤栄治(飯坂)

〔人物〕慶応元年4月10日、宮城県刈田郡八宮村九番地(現在の弥治郎)農業毛利丈助、はるの四男に生まれた(母の名をタケとする説もある)。長兄三治、さらに慶吉、重五郎の兄がいた。明治9年父の丈助が亡くなり、長兄三治が家督を継… 続きを読む

鎌田文市

〔人物〕  明治33年8月28日、宮城県白石市新町の絹糸商鎌田卯作の三男に生まれた。大正3年5月15歳で弥治郎で佐藤勘内の弟子となって木地を習得した。また大正6年頃には、勘内が宮城県の補助金により行われた木地講習会の講師… 続きを読む

広井道顕

〔人物〕    昭和8年3月3日、広井賢二郎長男として東京市城東区大島3丁目に生まれた。母は神田美土代町の大工の娘加藤としである。広井家は代々徳川家の番医(御殿医)の家柄であって、9代目の照顕から東京… 続きを読む