〔人物〕 昭和2年5月3日宮城県鳴子町新屋敷の木地業大沼誓・りんの四男に生まれる。長男、次男はともに2歳ころに亡くなり、三男は20歳のときに満州で没した。力が誓の後継者となった。 昭和16年鳴子尋常高等小学校を卒業する… 続きを読む
カテゴリー別アーカイブ: 工人
大沼健伍
〔人物〕 昭和12年2月15日、宮城県鳴子の木地業大沼健三郎の長男に生まれる。鳴子中学校卒業後、菊地某という新型こけし作家の描彩を行った。昭和30年19歳の時、父健三郎について木地を学び、こけしの製作も始めた。その後、一… 続きを読む
柿澤是隆
〔人物〕 昭和15年11月10日、宮城県川渡の鮮魚業柿澤武雄の三男に生まれる。中学校卒業後鳴子高勘の高橋盛雄について木地を修業、昭和36年より二年間山形県鶴岡市で村木せつのこけしの木地を挽いた。昭和39年より46年まで遊… 続きを読む
高橋雄司
〔人物〕 昭和9年11月12日、川連久保の木地業高橋兵治郎の長男に生まれる。小学校時代より父兵治郎の仕事を見ながら木地挽きを覚え、中学の時にはすでに金の稼げる技術に到達していた。 昭和25年中学を卒業すると木地業に従事、… 続きを読む
高橋秀雄
〔人物〕昭和37年1月26日、秋田県雄勝郡稲川町川連久保の高橋雄司の長男に生まれた。 昭和55年高校卒業後、漆器木地業に就いて働いた。昭和59年より父の雄司の指導を受けて、こけしも作るようになった。しばらくこけしの製作を… 続きを読む
柿澤眞里子
〔人物〕昭和15年9月28日、大阪の印刷業平出友次の長女に生まれる。宮城県玉造郡鳴子町のこけし工人柿澤是隆と結婚した。昭和46年頃より夫是隆について木地挽きの練習を始めた。昭和49年に長男是伸が生まれた。 眞里子名義で自… 続きを読む
日下秀行
〔人物〕 昭和52年年12月19日 宮城県白石市に生まれる。学校を出て、しばらく土木・建設業の仕事についた。その後、自分の一生の仕事を求めてサービス業や販売業などに就いたが、納得のいく仕事はなかなか見つからな… 続きを読む
柿澤是伸
〔人物〕 昭和49年8月15日、宮城県玉造郡鳴子町のこけし工人柿澤是隆・真里子の長男に生まれる。高校卒業後、平成5年3月より父是隆について木地を修業、平成10年よりこけし製作を開始した。 〔作品〕 父是隆のこけしを継承し… 続きを読む
佐藤賀宏
〔人物〕 昭和11年10月14日、鳴子の小友千賀雄の長男に生まれる。母が早く亡くなったので、母の姉佐藤キヨツの家に引き取られて、佐藤姓として育てられた。キヨツの夫與作は秋保の出身で、秋保村立職工学校で遊佐孝太郎について木… 続きを読む
遊佐幸太郎
明治14年1月15日、鳴子の遊佐善六の長男に生まれる。木地業に就いたがその師匠は詳らかではない。父の遊佐善六は沢ロ吾左衛門文書に塗師として記載されている。沢口悟一の地図では鳴子の通りの東方、山側の角に善六の家がある。善六… 続きを読む