カテゴリー別アーカイブ: 遠刈田系

佐藤澄子

〔人物〕大正15年1月30日に宮城園柴田郡柴田町槻木に燃料販売業の大宮正吉、ゐなの7人兄弟の長女として生まれた。小学生の時より学業優秀で、大河原の女学校を卒業してから名取市高舘にて小学校の教員を務めた。父の勧めで昭和26… 続きを読む

星としえ

〔人物〕昭和32年12月16日、公務員首藤正男、盛子の二女として宮城県登米郡東東和町米川に生まれた。高校卒業後、三重県四日市市富田の東洋紡績に就職、働きながら四日市の暁学園短期大学第二部幼児教育学科に学び、昭和52年3月… 続きを読む

村上玉次郎

〔人物〕大正15年11月21日、岩手県気仙郡盛町の木地業村上蔵吉、とも江の次男に生まれる。母とも江は遠刈田の佐藤寅治の娘で、佐藤護の姉にあたる。父蔵吉は遠刈田の佐藤善八について木地を学んだ人、及位や肘折でも木地を挽いた。… 続きを読む

小林正太郎

〔人物〕明治33年生まれ。戦前は東京の荒川区で営業していた木地師で腕の立つ工人だった。特に小物挽では名人といわれた。妻女しずえは宮城県秋保出身だったので、戦時に一家は秋保に疎開転住し、木地業を続けた。昭和23年、秋保中学… 続きを読む

高橋詣治

宮城県遠刈田で修業した木地職人。所謂こけし作者ではない。 明治37年12月19日、高橋勇助、はるの二男として、宮城県柴田郡大河原町字福田に生まれた。明治42年、6歳のとき白石町に移り、白石第一小学校を卒業後、大正7年、1… 続きを読む

佐藤七蔵

こけしの作者佐藤文助の祖父。 嘉永6年8月21日、宮城県刈田郡宮村遠刈田新地の木地業佐藤亥之松の五男に生まれた。父亥之松や祖父七右衛門について木地の技術を学んだ。佐藤友晴著の〈蔵王東麓の木地業とこけし〉によると、明治5年… 続きを読む

佐藤吉五郎

こけしの作者佐藤吉弥、吉之助兄弟の父。 元治元年2月28日、宮城県刈田郡宮村遠刈田新地の佐藤友吉の三男に生まれた。吉弥、吉之助の父。明治9年13歳より、父友吉に師事、同10年ころはもっぱら兄茂吉の綱取として働き、二人挽き… 続きを読む

佐藤周治郎

〔人物〕  こけしの作者佐藤豊治、その兄周吾の父、静助の祖父。 安政4年8月27日、佐藤周右衛門長男として遠刈田新地に生まる。明治元年より、父周右衛門につき二人挽きロクロを修業した〈蔵王東麓の木地業とこけし〉。明治20年… 続きを読む

佐藤善八

慶応2年6月21日、佐藤善七長男として刈田郡宮村遠刈田新地に生まれた。明治11年より、姉よねの夫にあたる義兄佐藤菊治(周右衛門の弟)について二人挽の木地技術を学んだ。兄弟弟子に菊治の息子の重松、重吉兄弟等がいる。佐藤友情… 続きを読む

佐藤文治

慶応3年5月27日、宮城県刈田郡遠刈田新地の佐藤文吉の長男に生まれた。明治18年1月より、義兄佐藤茂吉について一人挽きを6ヵ月修業した。明治19年弟文平に、明治25年弟文六に一人挽きを伝承した。明治23年に東京上野公園に… 続きを読む