作成者別アーカイブ: hashimoto

東郷ハガネ

木地屋が用いる鉋には、国産の通常のハガネが使われていたが、日清戦争のあと頃から輸入の洋鋼が使われるようになった。 鳴子の高野幸八は、鉋の切れに自信があったようで「板丸兼ねての名人」という看板を掲げていたが、鳴子でいち早く… 続きを読む

小椋吉左衛門

小椋五郎左衛門の子。戸籍表記吉左エ門。信州で生まれた。文政元年、父五郎左衛門とともに宮城県加美郡中新田門沢山に移り、さらにニ、三年後には秋田県雄勝郡大川目山(木地山の北北東約7km)に渡り、初右衛門系と合流した。ここで文… 続きを読む

山田儀右衛門

〔人物〕秋田県仙北郡西木村檜木内の木地師。儀右衛門は屋号で代々家督がこの名で呼ばれる。初代儀右衛門は八太郎といい、天保年間の生まれ、加賀出身と言う。安政三年頃より檜木内に移り、木地業に従事し、南部系のキナキナを作った。初… 続きを読む

こけしのアフォーダンス

アフォーダンス(affordance)とは、アメリカの知覚心理学者ジェームズ・J・ギブソン(James Jerome Gibson)によって定義された造語で「環境が動物(人間)に対して与える”意味”」… 続きを読む

蛸坊主

福島県中ノ沢で岩本善吉が作ったこけしを通称蛸坊主(たこぼうず)という。 〔22.1cm(大正期)(高橋五郎)〕 天江コレクション 昭和18年7月に、東京市赤坂区青山南町にあった郷土玩具店三五屋の松下正影が編集・刊行した〈… 続きを読む

佐藤利吉

川連の漆器店主。 昭和5年刊の〈日本郷土玩具・東の部〉で小椋泰一郎のこけしが佐藤利吉の名儀で紹介された。 仙台の収集家天江富弥が羽後木地山を訪ねた折、小椋久四郎より川連にこけし作者がいることを聞いた。翌昭和4年天江富弥は… 続きを読む

ローブアパニーエ

ローブアパニーエ(robe à paniers)は、18世紀にヨーロッパでドレスなどのスカートを美しい形に広がらせるため、その下にパニーエとよぶ装具を着用した衣装形式をいう。パニーエ(panier)はフランス語で枝編み細… 続きを読む

小椋栄三郎

横川の木地屋。天保13年12月10日、横川小椋永吉の長男に生まれた。栄三郎は父永吉の代に本家から分かれた新家で、鉋取りの名人且つ、新陰流の使い手、身の丈は五尺八寸あった。明治15年横川高橋米吉の家を建てるとき、梁の上で五… 続きを読む

小椋運治

明治2年6月2日、小椋勇右衛門の三男として雄勝郡皆瀬水上沢木地山に生まれた。長兄の養治は小椋泰一郎の父である。 父の勇右衛門より木地を学び、明治30年ころ、川連大館へ下った。菊模様のこけしを作った。 大正8年51歳で没し… 続きを読む

田中純一郎

群馬県出身の映画史家、映画評論家、編集者。本名は松倉寿一。 著作は多いが、〈日本映画発達史〉全5巻は代表作である。 こけしの収集家、愛好家としても知られており、戦前の昭和16~18年ころに東北の工人を訪ねて、多くの工人写… 続きを読む