新山実

〔人物〕  昭和31年3月20日、弥治郎新山学の長男に生まれる。昭和46年頃からロクロに上がっていたが、昭和49年4月高校を卒業してから、父学について正式に木地の修業を始めた。曾祖父の栄五郎型を継承している。その後広井道… 続きを読む

佐藤春吉

明治10年4月20日、宮城県柴田郡金ケ瀬村に河内大吉二男として生まれた。明治34年佐藤茂七の二女さんと結婚し、婿養子となった。義兄の佐藤吉郎平より木地を習い、明治40年に分家して、遠刈田新地で木地業を続けた。 大正3年に… 続きを読む

佐藤末吉

〔人物〕明治38年3月10日、岩手県稗貫郡花巻町東町(現花巻市)に生まれる。大正4年ころ、青森県浅虫で開業していた姉よねの夫、鳴子出身の伊藤松三郎に弟子入りして木地の修業を行った。 大正5年頃より毎年松三郎にしたがって北… 続きを読む

小林忠次郎

〔人物〕 昭和7年2月18日山形市六日町の木地師小林清蔵の二男に生まれる。中学生のころから父清蔵について木地を修業、昭和19年から3年間は足踏みロクロ、昭和22年以降は動力ロクロとなった。山形中央高等学校を卒業すると、6… 続きを読む

中鉢正

昭和36年11月5日生まれ。宮城県玉造郡鳴子町の岡崎仁治について木地を修業した。平成26年に黒川郡大和町宮床の高齢者施設へ入った。その後の詳細は未調査。

毛利たま

〔人物〕 大正12年4月5日、青森県南津軽郡山形村石名坂字川原子の木村永作、たけの長女に生まれた。昭和16年温湯の毛利専蔵と結婚、のぶ子、昭子、憲夫、昭一等の子をもうけた。戦後になって、夫専蔵の木地にこけしの描彩を行うよ… 続きを読む

佐々木末治

秋田県本荘の人。もともとは製菓業であり小林菓子店で働いていたが、戦時中砂糖の入手が困難になったので共に働いていた皆川元一、佐々木久作らと共に秋田の工芸指導所に入所し、鳴子から来た高橋盛の弟子となって木地を学んだ。本荘の由… 続きを読む

柿崎文雄

〔人物〕 昭和22年5月23日、福島県耶麻郡猪苗代町白木城(現在の蚕養西大森甲)の柿崎善六の長男に生まれる。父善六は沼尻の硫黄鉱山に勤務していた。柿崎家は岩本芳蔵家と姻戚関係にあたる。 昭和38年17歳の時に、岩本芳蔵の… 続きを読む

小関晴雄

〔人物〕大正14年8月17日、山形県米沢市竹井に生まれる。父は農業、炭焼業の小関清吉。こけし工人小関幸雄は長兄である。兄の幸雄について木地を修業しこけしの製作も行ったが、弥治郎新山福太郎の流れを汲む兄幸雄の方ではなく、小… 続きを読む

奈良吉弥

〔人物〕昭和14年2月14日、秋田県鹿角郡十和田町大湯温泉字二本柳の農業奈良富衛、そめの五男に生まれる。大湯の定時制高校に通いながら毛馬内の木地師成田七郎について約三ヶ月木地の技術を学んだ。昭和29年ころより、大湯で新型… 続きを読む