石川篤次郎

石川篤次郎(いしかわとくじろう:1915~2005)

系統:弥治郎系

師匠:新山福太郎

弟子:

〔人物〕大正4年12月13日、仙台の商業石川六郎の次男に生まれる。学校を卒業後建築関係の仕事に従事した。昭和23年3月より建築業勤務の傍ら宮城県刈田郡福岡村弥治郎の新山福太郎について木地を学んだ。昭和25年4月建築業の方は中止して白石市後小路で独立し、専らこけし製作に従事した。昭和45年6月頃から師の新山福太郎の型を復元した。
平成17年8月2日、福島県伊達郡国見町で没、行年91歳。

右:石川篤次郎 左:猪狩勝彦 昭和58年1月

〔作品〕新山福太郎から継承したこけしを作った。小寸作り付けのペッケなどに弥治郎の古風さを感じさせるものがあった。


〔 30.3cm(昭和54年)(高井佐寿)〕

〔伝統〕弥治郎系新山系列

〔参考〕

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