小林繁男(こばやししげお:1954~)
系統:鳴子系
師匠:三浦光美
弟子:
〔人物〕 昭和29年9月23日、山形県最上郡最上町の農業小林初造の二男に生まれる。
東京で勤務した時期もあったが回転機械で作るものに興味があり、昭和61年2月から木地修業を始めた。最上郡舟形村の三浦光美の指導を受けていたが、弟子入りは断られていた。その後、伊藤松一の奥さんや収集家の後押しもあり、平成3年三浦光美に継承を許され、こけし製作を開始した。平成7年に会社を辞めて新庄市大字鳥越で独立し、自らの工房を「未来工房」と名づけて開業した。。
こけしの他に精巧な木地玩具、細かい糸鋸を用いたアクセサリー、木工芸品、組み木細工等を作る。
令和5年に山形県最上郡舟形町堀内4185に新工房を開設する予定。
〔作品〕 三浦光美から継承した鳴子系の伊藤松三郎型のこけしを製作している。
また伊藤松三郎と高橋万五郎の兄弟弟子であった小松五平の型にも挑戦している。
〔系統〕 鳴子系金太郎系列