本間直子(ほんまなおこ:1961~)
系統:津軽系
師匠:佐藤善二
弟子:
〔人物〕 昭和36年9月23日、青森県黒石市温湯の農業本間博の三女に生まれる。
昭和55年4月1日より佐藤善二について木地修業、昭和58年よりこけし製作を開始した。6年間学んだ後、昭和60年7月1日に独立した。
結婚して水尻姓となったが、こけし工人としては本間直子の名義を用いている。
上北郡東北町に在住。
平成24年、鳴子温泉の第58回全国こけし祭りに招待工人として参加。
平成25年の東京こけし友の会新年例会に招待工人として参加した。
〔作品〕 佐藤善二のこけしを継承し、モミジをあしらった本人型のほか、斎藤幸兵衛型、山谷権三郎(多兵衛)型の復元に意欲的に取り組む。 描彩・木地挽きとも行い、復元も古作こけしの質感を捉えた本格的なものである。
平成23年8月〈こけし時代〉創刊号に作品掲載。
平成24年新潮社〈旅〉に斎藤幸兵衛型が掲載されている。
〔18.0cm(平成24年)(山藤輝之)〕 茶房たんたん頒布
〔18.0cm(平成24年)(山藤輝之)〕 茶房たんたん頒布
〔伝統〕 津軽系温湯亜系。