古関菊一

古関菊一(こせききくいち:生年不明~)

系統:木地山系

師匠:

弟子:

秋田県稲川町大館の蒔絵師。腕はよく大館では町一番の蒔絵師と言われた。
大館の小椋正治のこけしのうち特製上手物の描彩は菊一が行っていたという。〈鴻・6〉によると昭和14,5年ころ、描き賃は一般に3銭くらいであったが、菊一のように上手と言われた人は10銭くらいであったという。
生年没年等詳細は不明。

下掲の小椋正治作は特製上手物で古関菊一の描彩と思われる。


小椋正治〔31.2cm(昭和7年頃)(鈴木康郎)〕描彩 古関菊一

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