岡崎斉一(おかざきせいいち:1949~)
系統:鳴子系
師匠:岡崎斉司
弟子:
〔人物〕 昭和24年10月21日、宮城県玉造郡鳴子町のこけし工人岡崎斉司、ふじいの長男に生まれる。鳴子中学校時代にはこけしクラブで既にこけしを作り始め、昭和39年の東京オリンピックの時には中学3年で、参加選手たちに贈呈する2万本のこけし製作に加わった。
昭和40年より父斉司について正式に木地修業を行い、しばらくの期間、祖父斉、父斉司とは3代のこけしが店に並んだ。祖父斉が昭和57年に、父斉司が平成14年に亡くなってからは斉一が一人で岡崎の伝統を守っている。
岡崎斉一 平成24年5月
岡崎斉一 平成27年6月
〔作品〕 祖父斉、父斉司のこけしを継承して、上品でたっぷりとした情感のこけしを製作している。
〔右より 20.0cm(平成10年)、21.5cm(平成18年)(橋本正明)〕
〔伝統〕 鳴子系岩太郎系列