鹿島秀悦(かしましゅうえつ:1941~2020)
系統:鳴子系
師匠:大沼健三郎/大沼健伍
弟子:
〔人物〕昭和16年2月15日生まれ。昭和50年より鳴子の大沼健三郎、健伍父子に師事して木地を修得した。実質的な指導は健伍が行った。そのころよりこけし製作を始め、その後鳴子町名生定滝岸で独立した。
令和2年1月15日没、行年80歳。
〔作品〕健三郎の様式が基本であるが、極端な草書体の描彩や、大胆にデフォルメした造形などの工夫を試みた。健伍も昭和50年代にこうしたフォルムのこけしを作ったことがあり、秀悦もそれを継承したと思われるが、大沼健三郎の情趣からはかなり隔たった独特の作品となった。
〔伝統〕鳴子系岩太郎系列
〔参考〕