小林泰造(こばやしたいぞう:1934~1994)
系統:山形系
師匠:小林友次
弟子:小林広友
〔人物〕昭和9年8月22日、米沢市の木地業小林友次、キクエの長男に生まれた。弟に広友がいる。
昭和23年頃より父の友次より木地の技術を学んだ。やがて米沢市万世町に工場を持って独立し、主に新型こけしを作った。昭和49年8月に父友次が亡くなった後、友次型の伝統のこけしも作るようになった。弟の広友には泰造が木地の指導を行った。
平成6年5月3日没、行年59歳。
〔作品〕戦後の小林友次の作風を継承している。新型を作っていたため面描はかなり甘めであった。
〔伝統〕山形系。
〔参考〕