堀義美(ほりよしみ:1919~)
系統:山形系
師匠:堀実
弟子:
〔人物〕大正8年5月2日、山形県米沢市芳泉町の堀実、しんの長男に生まれる。父の堀実は小林吉太郎と親しく付き合ううちに、自然に木地の技術を習得した。義美は父について木地の技術を学んだ。こけしは昭和17年頃に極少数製作した。その後の詳細は不明である。
〔作品〕残る作品は極めて少ない。下掲二本の義美作を見ると、堀実名義の作に比べて表情はるかに鋭く魅力的である。
〔右より 12.8cm、17.3cm(昭和17年ころ)(谷川茂)〕
〔伝統〕山形系であるがかなり独創性がつよく独立した様式である
〔参考〕