浜津千代子（はまづちよこ：1932～2007）

系統：弥治郎系

師匠：八城鉄園／浜津平三郎

弟子：

〔人物〕昭和7年10月17日、栃木県の商業田村長吉の四女に生まれた。白石の八代鉄園の義妹である。昭和31年こけし工人浜津平三郎と結婚、その後夫の平三郎の木地に描彩を行うようになった。
昭和45年より義兄八代鉄園のこけしの廃絶を惜しんで二代目鉄園と称して、鉄園風の描彩のこけしを出すようになった。
 夫の平三郎は義兄鉄園の工房に働きに来ていた新山左内について修業した人、千代子も平三郎より継承した左内の型が基本形である。
平成19年10月16日没、行年76歳。

〔作品〕下掲は左内の様式に従った作品。

〔30.3cm（平成11年）（高井佐寿）〕

〔伝統〕左内様式は、弥治郎系新山系列。
鉄園型は新型。

〔参考〕