鈴木さと子

鈴木さと子(すずきさとこ:1927~2007)

系統:木地山系

師匠:鈴木幸太郎

弟子:

〔人物〕 昭和2年2月2日、秋田県横堀に生まれる、戸籍表記はサト子。湯沢のこけし作者鈴木幸太郎妻女である。中川徳ニ郎の姉にあたる。夫幸太郎の木地の手伝いをしながら技術を習得、描彩は夫からの見取りであるが、昭和53年頃より、独自の胴模様を描くようになった。
平成元年に夫幸太郎が亡くなった。
平成19年9月2日没。享年81歳。

〔作品〕 初期の作は夫の幸太郎に似た作風だったが、下掲写真のように、昭和53年以降の作は髷つき、二側目で胴模様も独自性が強い。
襟の描き方に昭和30年代頃の幸太郎との共通点が見られる。


〔24.5cm(昭和55年)(高井佐寿)〕

〔15cm、18cm(昭和50年代?)(沼倉孝彦蔵)〕
〔15cm、18cm(昭和55年ころ)(沼倉孝彦蔵)〕

〔伝統〕  木地山系湯沢系列。

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