我妻昭三

我妻昭三(あがつましょうぞう:1932~)

系統:遠刈田系

師匠:我妻与四松

弟子:我妻つね子

〔人物〕昭和7年10月10日、宮城県遠刈田の我妻与四松の長男に生まれた。弟に信幸がいる。昭和30年代から、父の仕事を見ながら見様見真似でこけしを作った。昭和41年より土産物店「よしまつ」で働く傍ら、父与四松から木地の技術を習い、正式にこけしを作るようになった。昭和47年に父与四松が亡くなってからは店を継いで、こけし製作を続けている。昭和61年からは妻つね子もこけしを作っている。店にこけしは並べているが、最近は殆ど製作を休止している。


左より 我妻昭三、我妻与四松 昭和36年 撮影:露木昶

〔作品〕与四松の型を継承するというよりは、遠刈田の一般的な型を作った。 


〔 24.6cm(平成12年)(高井佐寿)〕

〔伝統〕遠刈田系

 

〔参考〕

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