梅木直美(うめきなおみ:1968~)
系統:蔵王高湯系
師匠:梅木修一
弟子:
〔人物〕 昭和43年2月1日、山形県山形市のこけし工人梅木修一の二女に生まれる。高等学校を卒業後、地元の会社に就職、20歳ころよりこけしの描彩を始めた。
会社勤めを続ける傍ら、平成元年ころより本格的にこけし製作を学び始めた。平成元年2月の伊勢こけし会茶談会のために、お土産こけし6寸を製作した。当初は、週末に父修一の木地や職人の木地に描彩することから始めたが、やがて小寸物は自分で木地も挽くようになった。
平成24年、長年勤めたカーディーラーの職を辞して、こけし製作に専念するようになった。 母がなくなったことを機に、父の梅木修一と暮らすようになった。木地の技術も上達した。
〔作品〕父である梅木修一のこけしを継承してこけしの製作を始めたが、修一は主に蔵王高湯の万屋岡崎長次郎の型を受け継いでいるので、直美の基本形も長次郎の様式である。
〔18.2cm(平成20年)(伊勢こけし会だより・127)〕
岡崎長次郎型や我妻勝之助型の復元にも取り組むようになった。
下掲は岡崎長次郎型。
〔系統〕 蔵王高湯系
〔参考〕
- こけし工人 梅木 直美 ~山形のこけしを発信!~
- 梅木 直美さん(山形こけし工人) – チャレンジ応援やまがた
- こけし工人 梅木直美さん
- こけし工人 梅木直美 〜世界を旅するMyこけし〜
- 梅木直美 : こけしのなかのわたし