岡崎靖男(おかざきやすお:1954~)
系統:鳴子系
師匠:岡崎仁治
弟子:田辺香
〔人物〕昭和29年1月3日宮城県玉造郡鳴子町新屋敷のこけし工人岡崎仁治、島の長男に生まれる。祖父は岡崎斉吉である。父仁治は新屋敷に岡崎商店を開いて、こけしの製作を行っていた。母の島もこけしの描彩を行なっていたが、昭和50年に44歳で亡くなった。
靖男は昭和47年に古川高校を卒業後、父の仁治について木地を修業、こけしの製作を開始し、以後一貫してこけし作りに従事している。
平成16年に父仁治が亡くなってからは岡崎商店(こけしの岡仁)を継いで、店頭の作業場でこけしを作っている。
〔作品〕岡崎仁治の作風を継承し、鳴子の標準型のこけしを製作している。
新屋敷の岡仁店頭の作業場でこけしを作るほか、日本こけし館の実演場で製作する場合もある。
〔伝統〕鳴子系岩太郎系列
〔参考〕
木芥子鳴子系こけし/こけしの岡仁–岡崎靖男- YouTube
こけしの岡仁