菊地啓(きくちあきら:1923~1886)
系統:遠刈田系
師匠:菊地孝太郎
弟子:
〔人物〕 大正12年2月28日、宮城県柴田郡川崎町青根温泉の木地業菊地孝太郎の六男に生まれた。こけしは昭和は37年頃より描彩のみ少しづつ行っていたが、長兄の菊地孝治、次兄の菊地正がともに木地業を離れたので、菊地啓は昭和44年より父の孝太郎について木地の練習も始めた。昭和44年より啓名義で作品を正式に出すようになった。
昭和61年11月5日没、行年64歳。
〔作品〕下掲は自分名義のこけしの作り始めの頃の作。
晩年の菊地孝太郎風に目の大きく湾曲した様式のこけしも作った。
〔伝統〕遠刈田系周治郎系列
〔参考〕