菅原昌秀(すがわらまさひで:1971~2023)
系統:鳴子系
師匠:菅原和平
弟子:
〔人物〕 昭和46年6月29日、宮城県玉造郡鳴子町のこけし工人菅原和平、くにみの長男に生まれる。
平成元年ころより父の和平について木地の技術を学び、平成3年より描彩も始めてこけしを作るようになった。
鳴子の日本こけし館は鳴子木地玩具協同組合が管理しており、館内では組合会員の工人が交替で実演を行っている。下掲写真は昌秀による館内実演。
病を得て、令和5年6月27日に亡くなった。行年53歳(数え年)。
〔作品〕鳴子の標準的な作風である。
〔右より 15.1cm、24.3cm(平成20年)(矢田正生)〕
〔伝統〕鳴子系一般型
〔参考〕
- 矢田正生:新作者紹介 菅原昌秀〈木でこ・190〉(平成21年1月)