小山今朝記

小山今朝記(こやまけさき:1940~)

系統:鳴子系

師匠:大沼力

弟子:

〔人物〕昭和15年3月25日、宮城県加美郡小野田町鹿ノ原の農業小山忠次郎・ますのの三男に生まれる、昭和31年3月東小野田中学校卒業、昭和34年12月より鳴子大沼力の弟子となり、昭和36年8月まで木地業に従事しこけしも製作した。この頃、〈こけしガイド〉で工人として紹介された。兄弟弟子には片倉富夫、佐藤俊夫がいる。
昭和36年9月より川渡の朝日木工所で横木挽きに従事し、昭和37年10月に上鳴子で独立開業し、こけし製作を再開した。 


小山今朝記 昭和42年


小山今朝記 平成15年9月

〔作品〕〈こけしガイド〉で紹介された初期の作品は眼尻の下がった甘い表情であったが、その後、張りのある完成されたものになった。胴模様は菱菊で、力の共通型が原点であったが、今朝記なりに完成されたこけしとなった。


〔30.3cm(昭和61年)(高井佐寿)〕

 〔伝統〕鳴子系共通型

 

 

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