酒井正二郎(さかいしょうじろう:1921~)
系統:遠刈田系
師匠:我妻吉助
弟子:
〔人物〕大正10年1月1日、神奈川県横浜市藤棚の魚屋鮨屋酒井平次郎、きくえの次男に生まれる。
学校を卒業後、静岡県三島の海上保安庁の灯台に勤務した。昭和29年に妻の郷里仙台に移住、若林区新寺小路に居を構えて新型こけしの描彩などを行った。やがて伝統こけしの描彩も行うようになったが、その指導は我妻吉助より受けた。木地は我妻吉助のほか大賀貞治やその息子大賀敏明のものなどを使った。
〔作品〕こけしは描彩のみである。我妻吉助の様式に従って描彩を行っていた。
〔伝統〕遠刈田系吉郎平系列
〔参考〕