桜井良雄(さくらいよしお:1941~)
系統:遠刈田系
師匠:大葉亀之進
弟子:
〔人物〕昭和16年8月16日、宮城県刈田郡滑津の農業桜井源十郎の長男に生まれる。戸籍表記は櫻井。昭和35年頃より白石に出て新型の木地を6~7年挽いた。正式に伝統こけしを作り始めたのは昭和43年に大葉亀之進の指導を受けてからである。
昭和45年に白石市の郷土史家菅野新一の世話もあって独立することが出来、農業の傍らこけし製作を続けるようになった。遠刈田の宮城蔵王こけし館で実演販売や絵付け指導なども行っていた。
左より 大葉亀之進、大葉富男、桜井良雄 昭和56年頃
〔作品〕基本形は大葉亀之進の型。戦前のいくつかの亀之進作を復元してから桜井自身の型も安定した。
〔伝統〕遠刈田系吉郎平系列
〔参考〕