佐々木春男(ささきはるお:1931~2017)
系統:木地山系
師匠:井上周治
弟子:
〔人物〕昭和6年3月25日、秋田県湯沢市皆瀬鳥谷の佐々木伊太郎二男に生まれた。川連の井上周治について木地を学び、さらに昭和45年頃より小安の伊藤常治のこけしを参考にしながら、こけしの製作を行うようになった。昭和47年頃より自分の型で春男名義のこけしを出すようになった。
平成29年8月16日没、行年87歳。
〔作品〕伊藤常治のこけしを参考にして自分のこけしを作り始めた。下掲のように初期は常治の伊藤儀一郎型に近いものを作っていた。
〔30.0cm)(昭和45年頃)(沼倉孝彦)〕
やがて伊藤常治の様式から離れて自分の型を作り出していった。
〔右より 22.0cm、24.5cm(昭和47年11月23)(沼倉孝彦)〕
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「右より 18.0cm(平成12年8月)、24.0cm(昭和50年7月2日)(沼倉孝彦)〕
〔伝統〕木地山系
〔参考〕