佐藤君子(さとうきみこ:1949~)
系統:遠刈田系
師匠:佐藤文男/佐藤英裕
弟子:
〔人物〕昭和24年12月3日、千葉県松戸市の会社員片田定吉の四女に生まれる。東京で働いていた遠刈田出身の佐藤英裕と結婚、結婚を期に英裕は遠刈田新地へ帰郷することを決意したので、昭和50年夫とともに遠刈田へ移った。
遠刈田で舅の佐藤文男、夫の佐藤英裕に就いて木地の技術を学び、昭和55年頃から描彩も始めて、こけし製作を行うようになった。
昭和61年に舅の文男が亡くなったが、その後も夫の英裕とともに新地の「丑蔵庵」(工房と売店)を営みながら、こけし製作を続けている。
〔作品〕夫佐藤英裕の作風を継承しているが、女性らしい君子の想いや工夫もこめられた作品を作っている。
〔伝統〕遠刈田系吉郎平系列
〔参考〕
丑蔵庵