佐藤佑一(さとうゆういち:1943~)
系統:肘折系
師匠:小林定雄
弟子:
〔人物〕昭和18年9月21日、満州の教員佐藤正男の長男に生まれる。戸籍名は佐藤佑一であるが作品には佑介、佑助と署名することがある。戦後に一家は帰還して北海道に住んだ。昭和53年にこけしの魅力にひかれ、岩手県湯田の小林定雄に師事して木地を学んだ。その後、北海道に戻り、岩見沢、雨竜郡雨竜町、江別市大麻西町でこけしの製作を行った。
〔作品〕小林定雄譲りの作風で、湯田時代の佐藤丑蔵の型を継承したこけしを作る。
〔30.2㎝(平成5年)(熊谷仁奈 )〕
丑蔵型の他に、湯田の小林善作一家の作風を継承したこけしも作る。
〔伝統〕肘折系
〔参考〕