鈴木晃悦(すずきこうえつ:1927~2015)
系統:山形系
師匠:鈴木安太郎
弟子:
〔人物〕昭和2年5月6日、山形県寒河江市の仏具建具業鈴木安太郎の長男に生まれる。 家業は仏具建具業であったが祖父の鈴木米太郎は、山形の小林倉治について木地挽きを修業していたので、父安太郎も木地を挽き、戦後は昭和30年頃からこけし製作を再開していた。晃悦も父安太郎より技術を継承し、昭和40年頃よりこけしの製作を始めた。昭和51年には安太郎が没したので、晃悦が寒河江こけしの唯一の後継者となった。しかし建具業が本業であり、作品数は必ずしも多くはなかった。平成27年4月25日没、行年89歳。
〔作品〕鈴木安太郎の型を忠実に継承したこけしを作った。
戦前の安太郎を復元したこともあった。
〔伝統〕山形系
〔参考〕