松沢正麿

松沢正麿(まつざわまさまろ:1938~)

系統:弥治郎系

師匠:本田亀寿

弟子:

〔人物〕昭和13年8月13日、宮城県刈田郡七ヶ宿町字明神前に生まれた。昭和29年中学校を卒業後、小原の本田亀寿について木地を修行した。亀寿の型を作っていたが、昭和41年鹿間時夫の勧めにより鶴松型を復元して一定の成果を出した。新型こけしの木地下を挽くのを生活の柱としていたため作品数は少ない。ただ時折伝統こけしも作っていた。 昭和60年代以降はほとんど作っていない。

〔作品〕昭和41年頃の寿型は〈美と系譜〉に紹介された。〈こけし辞典〉掲載の鶴松型は小野洸所蔵の鶴松の復元で、額広く眉瞳ともに太くおおらかな良い出来であった。

 
〔 30.3cm(昭和44年ころ)(高井佐寿)〕

 


[ 15.5cm(昭和46年)(橋本正明)]

 

〔伝統〕弥治郎系栄治系列

 

〔参考〕

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